2020年度 ACTIVITIES

ナイトウォーク

スタートは日が沈む19時頃、暗くなりつつある広い園内をナイトハイク。参加者には「カブトムシ」になりきってもらい、視覚以外の感覚(主に嗅覚・聴覚)を使って、「えさ(樹液)」「なかま(本物のカブトムシ)」「すみか」を探しながら歩いてもらいました。また、「天敵(フクロウ、イノシシ、タヌキ、ヒト)」に見つからないよう注意を払うように伝えて、ドキドキ歩いていきます。
スタッフと一緒にスタートすると同時に、ゴールからはルートを逆走する天敵「ヒト」が…
怖がりながらも非日常を楽しみました!

(不思議と目が慣れてライトがなくても平気になってきます。)(天敵に遭遇すると息をひそめ立ち去るのを待ちます。)

夜の昆虫観察会

19時頃から園内を歩きながら夜行性の昆虫をみつけて観察しました。思ったよりたくさんの生き物にであうことができて、みんな大興奮!こどもたちがお目当てだっただろうカブトムシやクワガタは、残念ながら見ることができなかったけれど、脱皮中のセミを見つけたり、夜行性のナナフシが1か所に7匹も集まっていたり。

虫捕りデイキャンプ

【講師】酒井博雅 氏(元愛媛大学ミュージアム教授)
園内で講師と一緒に昆虫採集。講師に助けてもらいながら、家族で図鑑をみながら採集した昆虫を調べてみました。専門的なことをわかりやすく教えていただき、昆虫クイズでは「へー!」の声が。お昼は家族でパッククッキングに挑戦(メニュー:ごはん、肉じゃが、おみそ汁)。そして下処理しておいたカブトムシ、ゴミムシを使って、標本づくりに挑戦しました。みなさん、それまでの昆虫採集とは違い格段に世界が広がったようです。

アウトドア講座 道具&火起こし編

参加のみなさんで協力してテント設営(6人用ドームテント)挑戦。1家族に1つずつテントを張りました。みなさんキャンプへの興味が高く、テントの大きさや機能などに驚きの声が。キャンプチェアなどをに座って秘密基地のような雰囲気を楽しみました。
お昼はお父さん中心にファイヤースターターで火おこしに挑戦!家族ごとでかまどで美味しいごはんを作りました。メニューは「コーンごはん」「ポトフ」「焼きりんご」。簡単な料理でも自分たちで火をおこすところから作る料理は格別で笑顔があふれていました。
そして野外での安全対策、火のこと、危険生物など対処方法をお勉強、最後はテントを撤収してみなさん満足の一日だったようです。

(テントがたくさん!圧巻!)(手作りをお外で食べるだけで笑顔になります。)

アウトドア講座 料理編

【講師】 眞木潔 氏
【メニュー】牛肉100%ハンバーガー
【講師】 料理研究家 中村和憲 氏
【メニュー】豚の塩釜焼 リゾット キノコアヒージョ
アウトドアの専門家と料理の専門家を講師に迎えそれぞれおこなった「アウトドア講座料理編①②」。炭火の効率の良い起こし方から鉄板でハンバーグを焼くワイルドな男飯と、簡単でおしゃれな映えアウトドア料理、流行りのキャンプ飯をみなさん家族でお仕事も分担、美味しく楽しんでいただけたようです。
お片付けのあと、お父さんはコーヒーを自ら炒って点ててみたり、キャンプや料理、子育てのお話をきいたり盛りだくさんのイベントとなりました。キャンプなどアウトドアに興味があるけど、なかなか一歩を踏み出せない親子さんも、きっときっかけになったのではないでしょうか。

親子カプラ大会

カプラとはフランス生まれの「形も大きさも1種類」の木製ブロックです。
親子で「どうしようか」「どうやったらできるだろうか」と相談しながら積んでいたのがとても印象的でした。カプラを導入している保育園や幼稚園も増えてきたようで、遊んだことがある、というこどもたちは、お父さんお母さんに積み上げ方を教えたりする様子も。
ひたすら高く積んだり、家のように組み上げていったり、フロアを広く使って平面に展開していったり、いろいろな使い方ができるカプラならではの活動を楽しんでいただきました。せっかく積み上げたものが崩れても笑いあい、ふてくされたり飽きたりする様子もなく、再度挑戦し、時間いっぱい遊んでいただきました。

親子科学実験教室

【講師】 立石康 氏
空気砲体験と熱気球制作。
空気砲では意外にも遠くの的を倒すと歓声があがって、非常に簡単な仕組みではあるが不思議そうに穴を覗く様子がみられました。熱気球制作では親子で袋などを使い工作、ストーブの熱風を利用し気球の上昇を体験することができました。講師によるミニ講座も行い、家でも作ろう!と親子での会話が弾むイベントとなりました。